土井善晴先生が出演されていた動画の影響もあり、我が家ではお味噌汁を作る頻度がかなり増えています。
今までは週に2回程度夕飯に登場するぐらいでしたが、動画を見てからは朝と夕に必ずといっていいほどお味噌汁を作るようになりました。
ただ、未だにこの動画がおすすめに上がってきた理由はよくわからず。
関連するようなキーワードの検索をした覚えも全くないし。
Googleの気まぐれかお導きなのか定かではありませんが、これも何かの縁かな〜と思い、献立にお味噌汁を組み込んでいます。
さて、10月になり暑さも落ち着いてきて秋の気配を感じます。
秋と言えばスポーツ、読書、食欲などいろいろですが、今回は読書の秋ということで最近読んだ本をご紹介。
普段は読書とはあまり縁のない生活をしていますが、影響されやすい性格もあって勢いのままに買った本がコチラ。

やっぱり〜(笑)と言う声が聞こえてきそうですが、お察しの通り。
『一汁一菜でよいという提案』
著者 土井善晴
2016年にグラフィック社より出版。
ベストセラーとなり、2021年に新潮社から文庫化されました。
できるだけネタバレにならないように、読んでみた感想を書いていこうと思います。
学生時代、読書感想文なんてアレルギーが出そうなほど苦手でしたが、そんな自分が読んでも「いい内容だな〜」と感じましたので参考になればと。
はじめに
全体としてはタイトルにもある『一汁一菜』をメインテーマに構成されています。
「なぜ一汁一菜なのか」
「なぜ一汁一菜でよいのか」
これらを本人の体験や、時代背景の描写を織り交ぜつつ解説していて、特に家庭での料理にスポットを当てた内容になっています。
自分自身、味付けが良くて品数が多ければ満足度は高くなると考えていたので、このタイトルには少し違和感を感じていました。
読み進めるうちに、自分が感じた違和感がただの思い込みのようなものだと気付かされるのですが、そこに共感する人は多いのではないかと思います。
印象的だった部分
本文中でプロが作る料理と家庭料理について触れた箇所がありますが、そこでそれぞれの料理の本質について解説しています。
どちらも作る人と食べる人の関係についてがメインで、このあたりに著者が『一汁一菜でよい』と考えるようになったきっかけがあるように思えます。
SNSやその他メディアから受け取る情報や現代における働き方が、作り手の負担になっていることもあるのでしょうね。
その向き合い方を、『一汁一菜でよい』という言葉に変えて著者は提案しています。
どちらの料理も熟知した著者だからこそ意味がある、深い言葉だと感じました。
(このタイトルでの出版にあたっては、著者の立場もあり葛藤もあったそうですが)
終わりに
読み終えての感想はもちろん「一汁一菜でいいんだ」です。
それぞれの健康状態でいくらか変わることがあったとしても、本質的にはこれでいいと思わせてくれる内容であったと言えます。
(栄養面での解説もちゃんとあるので)
本文中に著者が普段食べているお味噌汁が紹介されていますが、これがまた良いです。
細かくレシピが記載されているわけではありませんが、最後まで読み終わってから見ると
「作ってみたい」「面白そう」
と感じると思いますよ。
普段から料理をする人にはもちろん、料理をしない人にもお勧めしたい一冊です。
以上、数十年振りの読書感想文を終わります。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。